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Posted by ミリタリーブログ  at 

2011年04月03日

我々にも責任の一端がある訃報。

災害派遣されている自衛隊の方が亡くなった。

”災害派遣の陸自隊員、初の死亡 岩手で捜索活動、体調不良
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/110401/dst11040123290084-n1.htm

任務中のトラブルなどでは無いのが救いだが、非常に惜しく思うしご冥福を祈る。
この激務の中なので色々と体の疲労や心労があったのだと思う。
普通なら”何故そうなったのか?”と原因を究明されるところだが、今の国のトップにはそんな事を望むのも酷であろうと思う。
彼らが野党の時は無責任に色々と情報開示を求めたものだが・・・。
で、及ばずを自覚しつつ勝手ながら自分なりに考えた。
っていうか誰でも思い当たる事だと思うが直接の原因はハードワークに有ったと思う。
いくら屈強な自衛隊員でもやはり人間であるので安定した作業を維持する為には適度な休息は必要だ。
しかし、この国難の中の最前線にいたのならば、そんな事を言ってられないのもまた事実。
だからこそ、本来ならば適切なローテーションを組んで適切な休養を取りながら任務を遂行していく様にするのがトップの勤め。

しかし、今の自衛隊の最高司令官は我らが菅総理である。
総理に就任してから「総理大臣が自衛隊の最高司令官とは知らなかった」的な事をつるっと言ってしまう御仁。
「自衛隊は暴力装置」などと言ってしまう人を官房長官にしてしまうような御方。
自衛隊の運用の見識もあるわけが無い。
その証拠に「自衛隊10万人投入」がある。
自衛隊の人数を考えればとても災害派遣に10万人投入には無理があるのは自明の利。
防衛任務・後方支援・災害派遣など分けて考えなければいけない。
(こんな時に防衛が必要か?と言われそうだが、いろんな国が日本に支援している中、ロシア・中国などは着々と国境近辺でチョッカイを出しているし韓国などは竹島の実効支配を強める為に力を入れ始めている。防衛はやはり非常時にも必要っていうか、混乱に便乗してくるので非常時にこそ必要見たいですね。)
また、どう見ても長期的な災害派遣になるので瞬発的な大量投入にも疑問が。
10万人投入するには人員がどう見ても足りないと思われる。
これらの事を踏まえて今後この様な犠牲を出さないようにする為には日頃からしっかりとした体制を整え、人員を確保し、常に有事にも的確に備えられる人を総理にしなければいけないって事になります。

もっとも自衛隊の予算を削ったり人員削減に働きかけていたのは現与党側の人達なんですけどね。

自分なりの総合的な結論を言うと今回の災害派遣でこの手の問題の最終的な責任者はモチロン菅総理ですが、菅さんに総理をさせているのは我々、国民が選挙の際に民主党を選んだ結果でもあるのです。
民主主義である以上はこの結果から逃れられる事は出来ません。
有権者である我々にも責任があるのです。
毎回、この結果になりますが、我々有権者が常日頃政治などに興味を持ち、しっかりと政治・政治家・政党を見る目を肥やし、選挙の際にはしっかりとした人に投票して行くしかないです。

今回の自衛隊の方の訃報は心から惜しく思います。
こんな場で申し訳ないですが、心からご冥福をお祈りして日記を締めたいと思います。


  

Posted by しんじ  at 02:31Comments(0)メタボ兵は考える・・・